遠山郷の霜月祭り

1979年(昭和54年)に国の重要無形文化財として指定された、遠山郷の霜月祭りは湯立て神楽を伝承しています。
中央構造線がはしり、東西を伊那山脈と赤石山脈に囲まれ、遠山川に沿った急峻な斜面に畑が作られ、僅かな平地に集落が形成され、古くから愛知、静岡も三遠地域と交流を行ってきました。
こうした環境と、生活の厳しさが厚い信仰を育て、優雅な霜月祭りを現在まで伝える風土をつくりました。
800年前から伝わるこの祭りは清和天皇の貞観年中(859~876)に宮中で行われていた祭事を模した湯立てがほぼそのままで伝承されているといわれています。
霜月祭りは神様や農民などを模した面(オモテ)と呼ばれる仮面をつけた被り手が、煮えたぎる湯釜の周りを舞い踊りながら釜湯を人々にかけ清める祭りです。これにより身を清められた人々が春を迎えて1年の豊穣と、平和豊かな里であることを祈ります。
オモテの種類や、舞の動き、囃子に地域ごとの違いがあり、大別して南信濃地区で2タイプ、上村地区で2タイプに分けられます。
テレビや、新聞で報道され、全国的に知られるようになり、各地から観光として訪れるようになってきました。皆さんもその荘厳さを肌で感じられるように、厚着をして遠山郷を訪れてみませんか。


写真=JAみなみ信州オリジナルカレンダー2013年12月掲載の霜月祭り(撮影地/飯田市上村中郷 撮影者/森本茂さん・飯田市桐林)

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