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中山間地の農業・活性化について組合員が学ぶ

講演をする榊田さん

講演をする榊田さん

JAみなみ信州阿南支所運営代表者会議は2月21日、阿南町の阿南町民会館で、これからの農と食を考える「農と食の集い」を行いました。

同会議は、当JAが各地域の組合員や部会代表者、若手生産者、農業委員などから意見を聞き、支所を活性化させることを目的に昨年度から全支所で開催しているものです。
この日は地域・組合員ら約80名が参加し、地域の農業のあり方や地域の活性化について学びました。
農業ジャーナリストで明治大学客員教授の榊田みどり氏が「農山村だからこその魅力と価値を活かす」を演題に講演を行いました。
まず政府が進める農業の成長産業化3つの重点項目である農地集積、農林水産物の輸出振興、6次産業化の推進の進捗状況は芳しくないことを説明しました。榊田さんは「中山間地の農業においては規模拡大による効率化や農地集積に限界のある中山間地は、霞ヶ関農政の視点より地域農政の視点のほうが大事で、農政との付き合い方は地域が決める時代になった」と話しました。
また、リーマンショックや東日本大震災の原発事故の衝撃、格差拡大やブラック企業など雇用環境の変化などが、若者の心に影響を与え、与えられる暮らしから、主体的・持続的なくらしを希望する若者が増え、若者の田園回帰の流れは、データにも表れていることを説明しました。
榊田さんは「歴史、文化、自然、暮らしなどの地域の誇り、カネだけではない経済に価値を感じる人が増えている。だからこそ今、地域の魅力を自分たちで発信していくことが必要です。みなさんがあたりまえだと思っていることが実はスゴイと思われる時代です」と話しました。
農業事例発表では、(有)ささき木の子園代表の佐々木哲也さん(36)が発表しました。
佐々木さんは、地元の高校卒業後に調理師となり、東京・名古屋で8年間調理師として勤務し、2009年に家業を引き継いだあとは、地元の消防団員としても活動しました。
佐々木さんは「田舎では、人と人とのつながりが都会とは全く違い、つながりこそが田舎の良いところで、つながりがないと田舎で暮らしているとはいえません。仕事をしていくにもつながりがとても大事です」と地方の魅力を話しました。
 
 

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