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県下初!かぶせ茶の本格的な収穫始まる

かぶせ茶の収穫する原田さん夫婦

かぶせ茶の収穫する原田さん夫婦

下伊那郡阿南町の原田敏彦さん(79)の茶畑で5月24日、かぶせ茶の収穫を行いました。

約600株の茶樹が植わる3㌃の畑で、今年からかぶせ茶の生産を行いました。
かぶせ茶とは、通常の茶樹へ、春の一番茶の時期に生育の進む約20日間、遮光シートで覆い収穫したものをいいます。
2葉が出始めたころ1枚目の遮光シートを、それから10日ほどで2枚目のシートをかぶせ、2枚目のシートをかぶせてから7~10日ほどで収穫しなくてはならず、天候によって作業できないこともあることから摘採時期が難しいものです。
お茶の生産が盛んな地域ですが、生産者の減少が課題となっており、新しい試みとしてJAみなみ信州、県普及センター、飯田市などが協力し昨年初めて飯田市南信濃の6㌃の茶畑で試験導入しました。
ハラダ製茶(株)(静岡県島田市)の協力のもと生産した茶葉は、昨年は霜の影響で収量は生葉81㎏と少なめでしたが高い評価を受けました。
2年目となる今年は、生葉500㎏を目標に阿南町1件、飯田市南信濃3件でかぶせを導入しました。
初めてかぶせ茶の収穫を行った原田さんは「遮光シートを外すとすぐに刈り取らないといけないが、シートで押さえられた葉は寝てしまうので、刈り取りが難しい。」と話し、「新しい試みなので作業は大変だが、これからもチャレンジしていきたい。」と話しました。
作業に協力した南信州農業改良普及センター阿南支所の宮澤孝幸支所長は「かぶせ茶にする作業には通常より人手がいる。これからも、農家さんと一緒に頑張っていきたい」と話しました。
1芯3葉の部分のみを加工し玉露とするが、4葉5葉もかぶせ茶の付加価値として使用できないかと、別に収穫しデータを取るなど更なる取組を始めています。
当JA阿南支所営農課の船田智課長は「かぶせ茶は収穫前も収穫後も茶園の管理が大切です。生産してもらえる生産農家を少しずつ増やし、若い方にもお茶栽培の魅力を感じてもらえるよう特産品にしていきたい。」と話しました。
商品名「信州玉露」とし、ブランド化を目指します。

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