市田柿の収穫・加工がピーク

柿を吊るす作業

柿を吊るす作業

JAみなみ信州の特産「市田柿」の収穫・加工作業が10月下旬に始まり、現在最盛期を迎え、当JA柿部会員約1,800名は、一年で最も忙しい時期を過ごしています。

今年の柿は着果良好で10月上旬までは順調な生育でしたが、10月中旬の長雨で条紋の発生が増加したことと、台風21号の強風で葉が傷み、果実熟成を助長したことで軟果が多く、これら自然災害により前年より1割減の1,150トン(前年比90.5%)の出荷量、販売額約23億円(同92%)を見込みます。
11月6日、JA柿部会の部会長、松川町上片桐の矢澤克朗さん(43)宅では、家族3人と、シルバー人材センターからの派遣者ら8人の計11人が、収穫・皮むき・吊るし作業を行いました。
矢澤さんは、例年より2日ほど遅い1日に収穫、翌2日から皮むき、吊るし作業を始め、15日まで収穫、20日過ぎまで皮むき・吊るし作業が続き、11月下旬から市田柿の出荷を始めます。
矢澤さんは、市田柿人気が高まり、安定した価格が続く市田柿の生産規模拡大に取り組み、高齢化、担い手不足により農業ができなくなった方などから農地を借りて年々圃場を広げ、18年前の就農当初40㌃だった圃場は約65㌃になり、さらに生柿の買取りも行い、今年は約800コンテナ(15トン)を加工、3トン程の出荷を見込んでいます。
矢澤さんは「安心安全はもちろんのこと、これからの気候に注意しながら管理を行い、高品質な市田柿を作りたいと思います。市田柿は昨年GIにも登録され、益々人気が高まり、安定した価格で販売されることを期待しています。GIに登録されたことは、生産者も勉強できる良いきっかけにもなり、とても大きなことだと思います」と話しました。
JAでは、地理的表示(GI)保護制度を活用し、ジェトロと連携して市田柿の輸出拡大に取り組む他、勝利の一打柿、市田柿クリームチーズサンドの開発による新たな購買層の開拓にも取り組んでいます。
さらに、生産量の減少を防ぐため、2013年に設置した当JAの市田柿工房では、今年度も昨年並みの350トン(製品になると80トン)の生柿を受入れる予定です。
これは同工房の受入れ許容量に達しているため、当JAは、受入れ量を増やし、市田柿の生産量を増やすため、ここ数年のうちに同工房の規模を拡大する計画を進めるなど、市田柿の生産、販売に力を注いでいます。
 


 

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