農閑期の手取り向上に桜を栽培

啓翁桜の“ふかし”作業

啓翁桜の“ふかし”作業

JAみなみ信州では、2~3月の農閑期に出荷でき、山間部の遊休農地対策、景観の維持にもなる啓翁桜の栽培を、8年前から本格的に推進しています。

卒業式や入学式などのイベント用として需要が高い桜は、2月中旬~3月末まで出荷でき、当JAは主に中京、関西方面へ出荷しています。
啓翁桜は、苗を植えてから出荷できるまで5年間必要なため、現在は山間部の農家6軒で、年間2,000本程の出荷量だが、既に苗を植えた農家や今後植える農家もいて、同JAは更なる生産量増加を期待しています。
松川町生田の大蔵昌弘さん(74)宅では、3月2日、桜の出荷作業を行いました。
大蔵さんは2月22日から桜の枝を切る作業を始め、この日は、100~120㎝の長さに切りそろえた桜の枝を、通常より早く花を咲かせるために、外気温より高い室内に水揚げして保管する"ふかし"作業を行いました。
今後出荷を始め、3月末までに約500本を出荷する予定です。
大蔵さんのお宅は、当JA管内でも特に山深い地域にあり、農地は急傾斜地で、年間を通じて山間部の急傾斜地でも栽培できる多種類の花きを露地で栽培しています。桜は15年ほど前に苗を植えたので、当JA管内ではいち早く5年前から桜を出荷しています。
大蔵さんは、「2月~3月の農閑期に出荷できるのでとてもありがたい。冬の間に使わないハウスなどの施設がある方は是非挑戦してみてほしい」と話しました。
 


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