県内初の玉露栽培を学ぶ

30人が参加したしなの食大学

30人が参加したしなの食大学

プロの調理師に旬の料理を学ぶ「しなの食大学」(飯伊調理師会、飯田市農業振興センター主催)の本年度最終講座が2月28日、飯田市鼎中平のビーラクスマツカワであり、30人が茶産地の同市南信濃で始まった「信州玉露」の栽培について学びました。

飯田市農業振興センター副事務局長の細田英治さん(59)が講師を務め、4件の農家やJAみなみ信州と昨年度から取り組んでいる生産状況を伝えました。
玉露の別名は「かぶせちゃ」。芽が伸び始める前に黒い遮光材を木全体にかぶせ、日光を遮って育てます。
南信濃では県内初の玉露生産として27アールで栽培。85%の遮光率で20日間ほど置いて茶摘みを行い、本年度は96㎏を商品にしました。
細田さんは玉露の美点を「茶の色を濃く出し、渋味を抑え、濃い甘みやコクを引き出す」と説明。日光に当てないため、「遮光材を剥がしたらすぐに茶摘みをしなければならないのが大変」と語りました。
試飲をしながら、おいしく味わうポイントも紹介。「まだまだ発展途上。栽培や加工の工夫をしてもっとおいしいお茶にしたい」と決意を語りました。
しなの食大学は同会で計11回の本年度計画を終了。受講者には本田良治飯伊調理師会長(71)が修了証を送りました。
本田会長は「ジビエから伝統野菜まで、地元にある多彩な食材を使った料理を紹介し、一般家庭で活用してもらえるよう来年もPRしていきたい」と話していました。

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