川路事業所で収穫感謝祭

餅花用についた餅を切る地元の子供たち

餅花用についた餅を切る地元の子供たち

飯田市川路の川路まちづくり委員会、飯田市農業振興センター、JAみなみ信州農家組合長会、JA女性部などで構成する川路地区農業振興会議(関島正憲会長)は、11月23日、JA川路事業所で収穫感謝祭を行いました。

地元の小学生から大人まで40名ほどが集まり、餅つき、繭玉・餅花づくりを行い、飾り付けを行いました。
繭玉は米粉を使い2~3㎝程の繭や現在の特産、市田柿の形に整えサカキの枝先に飾り付け、餅花は1㎝角に切り分けた餅を葉を取った竹に飾り付け、秋の稲穂に見立てました。
同地区ではかつて、稲作と日本三大桑園といわれるほど養蚕が盛んで、1930年ころは同地区で140トンの繭が生産され、重要な産業でした。この当時、小正月の玄関や神棚などの飾り、豊作祈願に同地区のほとんどの家庭で繭玉・餅花づくりを行っていましたが、蚕糸業の衰退とともにこうした伝統も失いつつあったことから、1978年ころからJA養蚕部会が主体で、1995年からは川路地区マネージメント推進協議会に、現在は同地区農業振興会議が受け継ぎ収穫祭として毎年開催しています。また平成18年からこの伝統行事を地元の子供たちにも知ってもらおうと、小学生と保護者にも声をかけ一緒に飾り付けを行っています。
関島会長は「毎年参加してくれる子供もおり定着してきています。大人も餅つきや飾り付けなどを楽しみながら伝統行事を行っているので、できるだけ受け継いでいきたい。地区に住む多くの家族にきてもらい、作る作業にも参加してもらえたらありがたい」と話しました。
飾り付けの終了後には餅や米粉で作った繭玉を参加者みんなで味わい、今年の収穫に感謝しました。
繭玉と餅花は、豊作を願い同事業所と川路小学校、川路保育園、天竜峡観光案内所に正月まで飾られます。


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