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研修生きゅうり初収穫 JAみなみ信州担い手就農研修制度

1期生の指導を受け初収穫する2期生

1期生の指導を受け初収穫する2期生

JAみなみ信州担い手就農研修制度の研修生は、株式会社市田柿本舗ぷらうが管理する下伊那郡高森町のきゅうりの圃場で、6月10日、今期の夏秋きゅうりの収穫を始めました。
 
同JA担い手支援室が行政と連携した新規就農者づくりに取り組む同制度は2年目で、昨年度から取り組む1期生4名と今年度新たに加わった7名が、複合的農業の推奨品目「きゅうり+市田柿」の圃場管理や生産、出荷販売に必要な技術や知識、また農機具の使い方や肥料、農薬の使用方法など座学を交えながら研修を行っています。
2期研修生7名は3市町村の「地域おこし協力隊」などに所属し、同研修を受けています。
同研修生は2年の研修期間後には、当地域で自立する農業者を目指しています。
この日収穫したきゅうりは16㌃の圃場に8棟建つハウスのうち、5月13日に定植した4棟のハウスで、6名(1期生3名、2期生3名)がおよそ10kgのきゅうりの収穫を行いました。
研修生は同JA担い手支援室の佐々木利広指導マネージャーから指導を受け、すでに大人の背丈以上に伸びた樹から収穫適期のきゅうりを一つずつ慎重に確認しながら収穫を行いました。
作業では1期生が2期生に収穫作業や収穫適期の見極め方などを教える場面もあり、1期生の成長もうかがえました。
三重県出身で、Iターンで研修生となった2期生の桑原雅文さん(37)は「いよいよ始まった感じがします。収穫できる規格を見極めるのに時間がかかってしまうが、しっかり身に着けていきたい」と話しました。
佐々木担当は「1期生は進んで作業に取り組み、2期生を教える姿もあり頼もしくなってきました。天候など昨年と違う対応など細かい部分はしっかりと覚えてもらうようにしています。
技術的な部分を身につけて地域に根ざした農家になってもらいたい」と話しました。
研修生は収穫後には育てたきゅうりの味を味わいました。
5月30日には残り4棟のハウスで苗の定植も行い、その収穫が始まる6月下旬からきゅうりの収穫が忙しくなります。
合間には市田柿の園地の作業も行いながら、10月いっぱいまできゅうりの収穫が続きます。


 

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