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果樹新規栽培説明会~新たに果樹栽培を始めるきっかけづくりに~

JAみなみ信州は、6月29日、飯田市の当JA本所で、新規栽培希望者やJA職員28人が参加し、果樹新規栽培者説明会を行いました。
同説明会は、新しく果樹の生産、出荷に取り組んでみたい人を対象に、年間の栽培作業、注意点、魅力などを説明し、栽培を始めるきっかけ作りにする場として、初めて当JA営農部果樹課が開催しました。
果実課の羽生弘之課長は「この地域は多様な園芸品目ができる産地で、消費地からも味、品質ともに高い評価をいただいていますが、生産者の高齢化や後継者不足から荒廃地が増えている課題もあります。果樹栽培を検討する参加者の皆さんの背中を押す機会にしていただきたい」とあいさつしました。
同説明会は、"フューチャーフルーツマネジメント~将来に向けた果実経営・儲かる果樹栽培~"と題し、梨、桃、りんご、ぶどう、市田柿を品目ごとにJA品目担当チーフが説明しました。
また年間を通して主な作業スケジュールが重ならない異なる果樹を組み合わせた複合経営例も紹介しました。
販売担当からは品目ごとの販売単価推移や販売環境、またJAとして取り組んでいる販売戦略を紹介しました。
果実課桃の担当チーフ、原章郎さんは「桃は若者から高齢者まで人気があり、大きな価格変動がなく安定した収入を得られる、初期投資が少なく始められる品目です。作業の手間や病気などの大変なところもありますが、それを上回る魅力があります」と話しました。
説明では当JAで推奨する品種で消費者からの人気も高い「あかつき」、「なつっこ」の特徴を解説し、栽培を促しましました。
参加者からは「ぶどうの販売価格の将来的な見通しはどのようにかんがえているか」や、「今後はJAでも農業生産工程管理(GAP)の取り組みを行う予定はあるのか」などの質問が出され、熱心に説明を聞き取っていました。

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