JAみなみ信州は、管内で栽培するブドウ(ナガノパープル・シャインマスカット)を房ごと干しあげたドライフルーツ『房干しぶどう』を商品化、販売を始めました。
「房干しぶどう」は名前のとおり、房ごと加工し見た目のインパクトも楽しめる1品で、出荷できる品質のブドウをJA市田柿工房の高い乾燥技術で丁寧に仕上げ、味や食感にもこだわった商品です。
昨年高級果実専門店で試験販売し、販売員や購入者からも継続した商品化を希望する声が多かったことから、今年度本格販売をスタートしました。
今年度、シャインマスカット2000箱、ナガノパープル1500箱の出荷を予定し、国内の高級果実専門店や百貨店、また台湾、香港へも販売を予定しています。
昨年施設を増設した同工房では、市田柿の加工、包装作業を行う10月下旬から2月以外の時期を有効活用し年間を通しての施設の稼働を目的に、6月に発売を始めた「干し果実」に続く第2段の商品として製造、販売を始めました。
JA営農部販売課の伊藤謙三主任は「見た目のインパクトで手に取ってもらいやすいと思いますが、市場出荷できるものを生産者から買い取り高い技術で加工しているので、味も自信を持っています。味わいや食感の違いなども楽しんでほしい。工房の通年稼働を目指す定番アイテムの一つになれるよう、しっかり販売していきます」と話しました。
購入希望の方は、直売所およりてふぁーむで予約を受け付けています。