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【NEWS】上郷 加藤朋幸さん  令和2年度長野県園芸特産業関係功労者受賞

県知事賞受賞をJA役員へ報告する加藤さん(中央)

県知事賞受賞をJA役員へ報告する加藤さん(中央)

飯田市上郷で主に梨とぶどうの栽培を行う加藤朋幸さん(66)は、令和2年度長野県園芸特産業関係功労者表彰を受賞しました。

加藤さんは24歳で就農。埼玉県の梨生産者の元で高品質安定多収技術を学び、南信地域で「門井会」組織を発足し、その技術を広めました。また日本なし「幸水」の低収量を解消するため、県南信農業試験場と協力し、新梢管理など地域にあった高品質多収栽培の技術の組み立てを行ってきました。
ぶどうでは、年間降水量が多く栽培が難しいといわれていた南信地域で32年前から取り組み、独自で開発した「レインカット棚栽培」を地域へ普及したほか、「シャインマスカット」栽培も当産地でいち早く取り組み、栽培事例は「シャインマスカット栽培マニュアル・優良栽培事例集」にも掲載されています。
また日本なしやぶどう園を公開し、新規就農者など経験が浅い生産者に丁寧に指導を行うなど、次世代の育成と長野県果樹産業の発展に貢献したと高い評価を受けました。
加藤さんは12月7日、飯田市鼎のJA本所を訪れ、寺沢寿男組合長に受賞報告を行いました。
加藤さんは「産地として大きくなることも大事だが、しっかりとおいしいものを作ることで産地として認められます。これからも地域の仲間とともに努力していきたい」と話しました。
寺沢組合長は「地域の先駆者として果樹に長年携わり、技術を磨くことや若手の指導にも取り組んでもらい、加藤さんにはリーダーシップを発揮して地域をリードしていただいています。これからも益々のご活躍をお願いします」と感謝を述べました。

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