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【NEWS】将来を見据えた地域特産づくりにJAと行政が連携

一粒ずつ丁寧に植える南天の育苗作業

一粒ずつ丁寧に植える南天の育苗作業

JAは3月16日、下伊那郡泰阜村のJA水稲育苗センターで南天の播種作業を行いました。同村が抱える遊休荒廃地の増加への対策として、栽培管理が比較的容易で傾斜地でも栽培できる花き「南天」を栽培し村の特産物のひとつにしようと、合同会社泰阜村営農支援センターや泰阜村、長野県と連携し事業を開始しました。

86%を山林で占める泰阜村は、山間地の傾斜農地が多く農業後継者や新規就農者が少ない中農業従事者の高齢化が大きな課題で、昨年12月にはJAの寺沢寿男組合長と同村の横前明村長も出席して地域農業振興について連携強化の懇談も行いました。
南天は傾斜地でも栽培ができ管理が容易で高齢者でも栽培しやすいといったメリットの一方、苗の育成に2年の期間がかかるため苗入手が難しいことが栽培振興の課題となっていました。同村では、水稲栽培を中心とした農地の受け手として組織する合同会社泰阜村営農支援センターに協力を依頼、冬から春先の手が空く時期に南天の育苗事業への協力を得られたことから、南天育苗事業をスタートさせました。
この日はJA、同センター、泰阜村、長野県南信州農村農業支援センターの職員10人が、同村で確保した種子およそ2000粒の育苗を行いました。
作業を終えたJAの宮島徳男理事は「住民や他の地域の方に泰阜村の農業に関心を持ってもらいたい。収入が得られる村の特産物の一つになれるよう、思いを込めて作業を行いました。定年を迎える方にも勧めていきたい」と抱負を語りました。
今回育苗を行った苗は来春に圃場へ仮植、30CMほどに成長する2年後の春に生産者への配布を目指します。
同事業はJAの水稲育苗センターが稼働する4月から5月以外の有効活用にも繋がるため、毎年育苗を行っていく計画で、将来的には年間5,000株を生産し、その苗によって栽培面積20アールずつの面積拡大を目指していきます。
JA下条支所の木下雅夫営農課長は「村が取り組む主要道路沿いを彩る花いっぱい運動など、年間を通して花を楽しむ地域特性も生かして、南天による観光も視野に入れ普及を進めていきたい」と話しました。

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