喬木村立第一小学校で5年生55人は、4月20日、同村の㈱オートパルいいだたかぎ店構内で、JAみなみ信州喬木支所、農事組合法人喬木グランドファーム、村役場職員らを講師にもみまき体験を行いました。
JAの塚平涼営農技術員から手作業で行うもみまきの説明を受けた児童は、2人一組でパレットにもみを万遍なくまき、覆土するまでの作業を、講師に指導を受けながら行いました。
5年1組担任の大平昭史教諭(43)は「協力しあって丁寧に作業する姿勢はさすが5年生です。これからも大変な農作業でしっかり汗を流して、みんなで収穫の喜びを感じてほしい。食べ物の大切さや尊さを学ぶ一年にしていきたい」と話しました。
講師を務めた同JA喬木支所営農課の原幸雄課長は「みんな一生懸命に取り組んでもらい、短時間で作業を終えることができた。昔ながらの作業にできるだけこだわり、大変さもしっかり感じてもらいたい。グランドファームや役場の皆さんと協力して収穫の秋まで支援していきます」と話しました。
同校は今年度うるち米「天竜乙女」ともち米「もりもりもち」の2品種を昔ながらの手作業を中心にお米作りを行っていきます。
同校では5月に入り代掻きを行った後、20日ころには田植え体験を予定しています。