【NEWS】新野の「みなみ共選トマト」選果最盛期
トマトの選果をする作業員
阿南町新野にあるトマト選果場では選果の最盛期を迎えています。トマト専用の選果場は県内でも珍しく、今年度はおよそ９０トンの選果を見込み１０月末まで稼働します。
新野のトマト「みなみ共選トマト」は甘くておいしいと評判で名古屋方面へ出荷しています。
営農部によると今年の生育状況は平年並みに順調で、雨と低温が心配されますが温度が上がれば色付きも進むことから今後の天候に期待しているといいます。
「みなみ共選トマト」はトマトの品種「麗夏」、「りんか」、「みそら」の３品種の総称。また「りんか」と「みそら」を合わせて「みなみトマト」として出荷しています。取材した８月２３日はみなみトマト４３１．８キロ、麗夏８２３．６キロを選果しました。
選果場ではこの日５名の作業員が選果担当と箱詰め担当に別れ作業を行いました。生産者毎に選果機にかけ、選果員が大きさやキズなどの状態からＡ〜Ｃの等級別に選果し、熟度具合などを考慮しながらひとつずつ箱詰めしました。作業員は次々とレーンに流れてくるトマトに合わせて作業場所を移動しながら手際良く作業しました。
９年ほどこのアルバイトをしている作業員の女性は「人手がなかなか集まらず苦労するが、集まったトマトをきちんと出荷していくため頑張りたい」と話しました。
阿南支所営農課の北澤重信さんは「今年も今のところ例年通りの上々の出来。品質の良いものをたくさん出荷していきたい」と話しました。
みなみ信州農業協同組合
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