JAは12月27日、特産「市田柿」を使った合格祈願商品「勝利の一打柿」の販売を始めました。
「勝利の一打柿」は勉学に励む受験生にJAからエールを送り、飯田下伊那特産の市田柿を知ってもらいたいと6年目の販売で、「市田柿」の「市田」を野球の「一打」にかけて名づけられた個包装の市田柿2個が入った商品。パッケージには「柿ーン!!」と打球を放つ野球選手が描かれ、裏面には必勝を祈願しただるまに片目の目入れとメッセージが書けるデザインとなっています。
また、商品2箱と松川町郷原地区の「郷原を楽しむ会」手作りの五角形の合格祈願お守りがセットになった「勝利の一打柿いっぱつ合格セット」も、直売所(およりてふぁ~む・りんごの里・もなりん)やJAオンラインショプ、松川町のふるさと納税の返礼品で販売します。
販売前日の26日、学問の神様が祀られている松川町の菅原神社で本堂に商品を奉納し、合格への願いを込めてご祈祷を行いました。
「郷原を楽しむ会」の木地谷恒光代表は「JAや市田柿とコラボして県外からも参拝に来る方が増えていると実感している。菅原神社を知ってもらうきっかけになれば嬉しい」と話しました。
また、公益財団法人長野県学校給食会を通じて2013年から行っている長野県内の小中学校給食への市田柿の提供は、昨年から勝利の一打柿のパッケージで個包装を作成。約3万9千食を供給し、来年1月から2月の学校給食で配布する予定です。
農産物総合DMセンターの松原正和主任は「学業に励む受験生や学生の皆さんに食べてもらい、パワーをつけてもらいたい。地域の若い世代の方に市田柿に興味を持ってもらう機会になれば嬉しい」と話しました。
この日ご祈祷した「勝利の一打柿」と「勝利の一打柿いっぱつ合格セット」とは翌日27日から直売所およりてふぁ~む、りんごの里で販売、もなりんでは1月4日から販売するほか、今年から松川町の温泉施設「清流苑」でも販売を始めました。「勝利の一打柿」は1つ298円(税込み)、「勝利の一打柿いっぱつ合格セット」は1,250円(税込み)です。