飯田市上郷の上郷なかよし保育園は5月18日、保育園近くの畑で野菜の植え付け作業を行いました。農協青年部第1ブロック上郷班のメンバー5人とJAが職員2人が講師を務め、参加した年中年長園児およそ60人が、キュウリやトマトなど5つの野菜苗を植える作業を楽しみました。
早川大地園長は「多くの地域の方々に応援してもらい、子どもたちがのびのびと自然を楽しむことができる」と話し、「行事が思うようにできない中、畑作業は本当にありがたい。野菜を育て収穫し食べる一つ一つのことを楽しんでいろんなことを学んでほしい。苦手な野菜がある子も、自分の手で作る喜びから克服できることも多く、良い学びの場になっています」と語りました。
野菜苗の育苗を営む上郷班代表の久保田壮一さんは「うちで作った野菜の苗をもってきました。たくさん収穫できるようにみんなで元気に育ててください」と園児に声をかけ、作業を開始。園児は事前に準備してあったマルチを張った畝に、穴あけ、植え付け、水やりの作業を30分ほど行いました。作業後には「おおきくなーれ」と大きな声でパワーを送り締めくくりました。この日の作業には多くの保護者も見学に訪れ、食育活動に触れる機会にもなりました。
今後は園の子どもたちが中心となって野菜を育て収穫を楽しんでいきます。