三日市場の熊谷芳三さんの圃場では7月4日からプルーン「オパール」の収穫を始めました。妻の茂子さんと一緒に早いときは朝5時から収穫作業をします。雨の多い時期に収穫を迎えるプルーンはカッパを着ての収穫作業が多くなり、この日も雨の中収穫作業を行いました。熊谷さんは「近所で楽しみに待っていてくれるひとたちにまず食べてもらいたい」と笑顔を見せ、「雨の影響が心配だが今週が勝負。頑張って収穫したい」と話しました。「今年は成りが良い」という熊谷さんのお宅では、昨年より多い1.500パック(1パック400g)の出荷を予定しています。
JAプルーンの主力品種はオパールとアーリーリバーの2品種で、全国の中でも早い時期から出荷が始まります。営農部によると今年は着果も良好で雨が少なかったため若干小玉傾向ではあるものの良い仕上がり。オパールは11.500パック(1パック400g)(前年比82%)、アーリーリバーは10.500パック(1パック400g)(前年比80%)の出荷を見込んでいます。1日に始まった出荷は10日~15日頃ピークを迎え7月いっぱい続く予定です。
営農部果実柿課の後藤知輝担当は「生産者は雨の中カッパを着て収穫作業を頑張っている。今年も美味しいプルーンに仕上がっているので多くの方に食べてもらいたい」と話しました。
営農部販売課の伊藤謙三主任は「生産者が丹精込めてつくったプルーンをできるだけ早い時期に出荷して、生産者の手取りが少しでも多くなるよう販売していきたい」と話しました。