JA女性部喬木支部フレッシュミズグループ「Spica(スピカ)」は11月4日、喬木村の学校近くの圃場で喬木第一小学校5年生およそ50人と小麦の種まきを行いました。スピカでは子どもたちにに安全安心な小麦を食べてほしいと、育てるから食べるまでの1年を通した食育活動を行っています。
児童らは播種機を押す係とまっすぐ進むようにサポートする係と分担して、畑に引かれた白い線に沿って畑の端から端までを往復して種まきをしました。最初はグループメンバーが手伝いましたが、慣れてくると児童だけで積極的に種まきをする姿も見られました。種まきを体験した児童は「土がでこぼこしていてまっすぐ進むのが難しかった」「思ったより軽く動いて楽しかった」などと話し作業を楽しみました。
グループの橋本裕香代表は「輸入の小麦が高騰し安全性が叫ばれている今だからこそ、自分たちで作ることの尊さや大変さを子供たちに伝え、安全なものを食べてもらいたい。今年から新しい畑になり品種も変えてみた。どんな小麦が育つのか、子供たちと小麦づくりをしていくのが楽しみ」と話しました。
5年生担任の鎌﨑元教諭は「普段自分たちが食べる小麦づくりに携わることができるのは子供たちにとって特別な体験になる。スピカのみなさんのサポートで子供たちは楽しそうにのびのびと作業ができた」と話しました。
今後年明けの麦踏み、6月の収穫後にはピザづくりを予定しています。