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【NEWS】地域農業の「みらい」を創る JAみなみ信州組合員大学「みなみ未来塾」卒塾式

地域に必要な協同組合活動についてJAに提案するみなみ未来塾塾生

地域に必要な協同組合活動についてJAに提案するみなみ未来塾塾生

JAは3月10日、JA本所でJA組合員大学「みなみ未来塾」(塾長:JA長野開発機構 小松泰信研究所長)第1期生の卒塾式を行いました。塾生や小松塾長、JA役職員ら22名が参加した。この大学はJA自己改革の一環で行う未来を見据えた地域農業と協同組合運動の組合員リーダー育成を目的に2021年3月に開校。これまでに9回のカリキュラムを行い、協同組合やJA、地域農業を学び、この日卒塾式の前には塾生がJA役員に向け地域に必要な協同組合活動を提案しました。


提案する共通のテーマを"すきな地域をすてきにする「ひとて」"とし、3つのグループに分かれ、地域の課題に対しJAがとるべき実行具体策などを提案しました。提案テーマを「年収プラス20万円!南信州で農と関わる暮らし」「協同で郷土を耕すー兼業農家のすすめー」「JAからの情報発信」とし1グループ4人から5人が発表しました。農業者人口の減少の課題を南信州の環境下で解決するためには兼業農家を増やすことが重要とし、副業として行う農業者の増加策などの具体的な提案をしました。
発表の中では塾生から「ここへきている塾生はみんな農業を営み、だれもが農業の可能性を信している」「JAが地域農業のことを真剣に考えているとわかり心強い」と発表がありました。
塾生から提案を受けたJA役員から質問もあり、組合員の目で見る課題と解決具体策を聞く貴重な機会となりました。
学長を務める寺沢寿男組合長から終了証を一人一人手渡され、塾生を代表してあいさつに立った篠田耕一さんは「塾生同士が互いに学び考える機会を得る中で理解を深め成長し高め合うことができたと思う。今後協同組合活動で学んだ協同組合の真の価値を生かし存分に発揮しながらJAの組合員の1人として益々精進していきます」と決意を語りました。
寺沢学長は「JAが果たす役割について貴重な提案をいただいた。JAが地域にとってなくてはならない組織として10年20年先までも見据え、取り組みを進めていきたい。ぜひ皆さんとともにJAを作っていきたい。今度も地域のリーダーとして盛り上げていただき、みなさんとともにJAをつくり、地域農業の振興に励んでいきたい」と感謝を述べました。

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