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【NEWS】夏秋きゅうり収穫最盛期 担い手研修生収穫作業に汗を流す

丁寧にきゅうりを収穫する研修生

丁寧にきゅうりを収穫する研修生

 JAではきゅうりの主力品種「夏秋きゅうり」の収穫作業が最盛期を迎えています。きゅうりはJA野菜部門販売金額のおよそ半分を占める野菜の重点品目。市場との近さを活かした鮮度を保った出荷で夏秋ピーク時における中京市場でのシェア・県内出荷シェアともに5割を占めます。各地で部会員314人による収穫作業が行われ、高い技術と丁寧な栽培・個選作業によって高品質が揃った産地として市場からの評価を得ています。JAが行政と連携し行う「南信州担い手就農研修制度」の第5・6期生研修生13人もJAグループ会社(株)市田柿本舗ぷらうが管理する下伊那郡高森町のハウスで収穫作業に追われています。


 豊丘村で就農を予定する愛知県出身の若杉慎一さんは「梅雨も明けてきゅうりの収穫が本格化している。暑い中での作業が続くが、仲間と協力しお互い研鑽しながら学んでいる。夏秋きゅうりと市田柿の栽培を予定しており、独立就農に向けて2年間しっかりと取り組んでいきたい」と話しました。
 営農部によると今年は定植後の6月に朝晩の低温が続いたため一部病気の発生と生育遅延が見られたが、その後は天候もよく定期的な降雨があったことから順調に推移。品質の高い仕上がりとなっており、例年並みの出荷量を確保できるとしています。営農部販売課の今村晃二係長は「生産者は品質にこだわり暑い中作業してくれている。1円でも高く販売することで努力に応えたい」と話しました。
 担い手支援室が管内14市町村と連携し新規就農者づくりに取り組む同制度は6年目で、今年度は第6期生に過去最多の7人が入所。全員が県外からの移住者で各行政の地域おこし協力隊(高森町1人、豊丘村3人、喬木村3人)に所属し、同研修制度の推奨品目「夏秋きゅうり」と「市田柿」の複合栽培研修を行い、2年間の研修終了後には所属市町村での独立就農を目指しています。

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