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【NEWS】甘~い仕上がり 主力梨「幸水」初出荷

初出荷を迎えた幸水

初出荷を迎えた幸水

 長野県内でも有数の産地、南信州産の梨がいよいよスタートを切りました。JAは8月7日、いいだ果実選果場と松川インター選果場で梨「幸水」の出荷を開始しました。昨年より4日早い出荷となったこの日は、飯田市、松川町、高森町、豊丘村、喬木村から集められたおよそ9トンの幸水を選果・箱詰めし、JA直売所と中京の市場へ出荷しました。今年は梅雨明け後の天候に恵まれ日照時間が十分に確保できたことから平均糖度13.2度と高く良い仕上がりです。


 営農部によると、今年度梨全体の出荷見込み3,889トンのうち「幸水」は例年並みの1,290トン(前年比96.6%、昨年は豊作)を予定しています。出荷ピークを今月19日から25日頃とし、9月5日頃まで出荷が続きます。8月30日頃には「豊水」の出荷も始まり、「二十世紀」へと続き9月8日頃から始まる「南水」へと出荷リレーが続きます。
 営農部果実柿課、梨チーフの牧野友宏主任は「生産者の努力により心配した病気などもなく品質の高い仕上がりになっている。昨年よりも更に甘く甘くシャリッとしたおいしい梨を多くの皆さんに味わってもらいたい」と太鼓判を押しました。
 JA管内の梨生産は園地の老朽化や生産者の減少により生産量の減少が課題となっています。JAでは老木化した園地の改植や省力化を目指す新しい栽培方法「ジョイント栽培」などをすすめ生産量の増加に取り組んでいます。昨年度からは長野県が行う「日本なし産地再生プロジェクト」で生産者、JA、農業団体、行政機関などが地域一体となって生産振興への取り組みを始めています。

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