JAみなみ信州はきのこ栽培が盛んな地域です。主力品目として、ぶなしめじ・えのきたけ、少量ですが、なめこ、最近では、ハナビラタケ・雪姫茸(バイリング)・白色ぶなしめじといった品目も栽培されています。
みなみ信州はぶなしめじ栽培発祥の地
昭和47年に当時の上郷農協と現タカラバイオが、世界で初めてぶなしめじの人工栽培を始めました。みなみ信州は“ぶなしめじ栽培発祥の地”です。今日のぶなしめじは、使い勝手や価格面においても、まさに主婦の味方といえる食材に成長してきたのではないでしょうか。栽培発祥地として振り返ると、すべてが手探りの状況で始まった栽培は、幾多の困難と苦労がありました。その時々の生産者の努力や工夫があったからこそ、現在のぶなしめじの成長に繋がって大きな産業にまで発展してきました。『栽培発祥の地』の栽培技術は高く評価されています。
ぶなしめじと並ぶ主力品種
えのきは、JAみなみ信州産きのこの中で、ぶなしめじと並ぶ主力品種で、年間1,800tの生産量があります。パッケージに表示された『信州のチカラ』と、オコジョをイメージしたキャラクター『信州力』がJA長野県グループ商品の目印です。
農家一押し!新種のしめじ
平成25年度から出荷を開始した白色ぶなしめじ。生産者のこだわりで、あえて傘・軸を大きく、太く栽培しています。プリッとした食感がくせになる逸品は、まさに “農家いち押し”です。
オールマイティに使える夏きのこ
ハナビラタケの原種は夏の高冷地に自生する、いわゆる“夏きのこ”です。食味はほのかな甘みを感じ、くせのない食べやすいきのこですが、コリコリとした食感がくせになってしまう美味しいきのこです。炒めてもよし!スープに入れてもよし!様々な料理にオールマイティに使えるきのこです。
お味噌汁以外でも楽しみたい
飯田下伊那では一軒の生産者が栽培しています。プリプリな食感は、なめこ汁として楽しむだけだなく、なめこおろしにするのが生産者のおすすめです。